2022年11月27日、外国人雇用労務士®(外労士)資格試験が新たに創設されます。今回は「外労士」について特集しました。
”ガイロウシ”とはどういう資格なのか?
ガイロウシ=「外労士」とは、外国人雇用の社会的背景や、外国人材の人権、採用や労務手続き、育成など、外国人材を取り巻く環境や実務について、幅広い知識を保有し、適切な外国人雇用に向けた、実践的な能力を証明する資格です。
試験はお申し込みから受験、登録講習、資格認定まで、すべてオンラインで完結。職場はもちろん、ご自宅でも受験いただくことが可能です。
なぜ今「外労士」が必要なのか?
今、日本では企業の国際化と、少子高齢化が同時に進んでいます。労働人口の確保は、日本の社会問題にもなっており、中でも、外国人労働者の受け入れ拡大は急務とされています。
日本国内の外国人労働者は、令和2年10月末時点で172万人を突破しました。それに比例して、外国人労働者を雇用する事業所数も、毎年増加し続けています。
これまでの日本は、いわゆる「高度人材」に限定して外国人労働者を受け入れてきましたが、2019年4月の入管法一部改正に伴い、人手不足が深刻とされる分野については、単純労働を目的とした外国人労働者の受け入れが可能となりました。
一方で、雇用側の労働基準法違反に関する現状に目を向けると、2020年の厚生労働省による調査結果では、7割の事業場で労働関係法令違反が認められており、外国人の労働環境改善が目下の課題となっています。
「外労士」は、それらの課題を解決するために創設された資格です。
「外労士」はどんな人に必要な資格なのか?
以下に該当する方に「外労士」取得をおすすめしています。
- 外国人材を雇用する企業の人事労務担当者
- キャリアコンサルタントやコーチなどの専門家
- 人材サービス会社の担当者
- 監理団体や登録支援機関の担当者・職員
- 教育機関や日本語学校の職員・教師
- 自治体や国際交流を促進するNPO職員など
- 社労士・行政書士・中小企業診断士などの専門家
- 国際情勢や語学に興味のある大学生・専門学校生など
「外労士」を取得するメリットとは?
外国人材を雇用するにあたって、労働基準法や入国管理法、採用・人事に関する諸知識は必要不可欠です。しかし、これらの知識を正しく網羅することは「初めて外国人材を雇用する」あるいは「これから外国人材を雇用したい」と考えている企業の方にとって、大きなハードルの1つであることは否めません。
なぜなら、十分な知識のないまま外国人材を雇用することは、取り返しのつかないトラブルや労働関係法令違反に直結し、外国人材が不利益を被ることはもちろん、企業の責任問題に発展してしまうこともあるからです。
外国人雇用労務士®(外労士)資格試験は、外国人材の雇用に必要不可欠な内容を幅広く網羅し、知識習得を図ることで、これらのハードルを取り除き、外国人材の豊かな生活と、企業の発展に寄与することを目的としています。
最後に
これまで、日本の企業は外国人材を選ぶ立場にありました。しかし、近年では、いかに外国人材から「日本を選んでもらうか」が主題になりつつあります。
優秀な外国人材の確保と、そのための労働環境の改善が急がれています。
国籍に関係なく、すべての方に気持ちよく働いてもらえる職場環境づくりのため、既に外国人材の雇用に携わっている方、あるいはこれから携わりたいと考えている方におすすめするのが「外労士」なのです。
公認テキストについて
「外国人雇用労務士®公認テキストブック」を販売しています。試験内容はもちろん、外国人材の雇用に必要な基礎知識が幅広く網羅されているので、手引き書としてもおすすめです。「外労士」を目指す方の必読書となっています。
外国人雇用労務士®についての詳しい内容は以下のホームページでご確認ください。
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