概要
台湾は中国大陸と南西諸島の間に位置し、面積は約3.6万平方キロメートルで豊かな自然と文化に恵まれた国です。 人口は約2,344万人で、言語は北京語、台湾語のほか、客家語、原住民の言語が使われています。 気候は1年を通して温暖で、北が亜熱帯気候、南は熱帯気候に属しています。
また近年の台湾経済の発展は好調で台湾の一人当たりの国内総生産(GPD)は３万ドルを超え、ライバル国とされる韓国に迫る勢いを見せています。台湾では語学教育に力を入れている学校が多く、英語や日本語を堪能に話す人財も多く見つけることが出来ます。
台湾の国民性
①世界屈指の親日国
公益財団法人日本台湾交流協会が2021年に台湾における対日世論調査を実施し、最も好きな国という問いに対し約60％が日本だと回答し、二位の中国約5％を大きく離しました。
日本と台湾の友好的な結びつきには歴史的背景が深く関係しています。台湾は日清戦争後約50年間日本の統治下にありましたが、1945年に台湾が中華民国に変換された際に起きた搾取や弾圧事件を通して、台湾人は日本統治時代の平穏な暮らしに想いを寄せ、国民感情は親日的になっていきました。この影響によって日本語が話せるご年配の方は数多くいらっしゃいます。
また台湾では日本の食や製品が広く浸透しており、街のいたるところに日本食屋さんや日本を連想させる建築様式の建物が多く見受けられます。
②独立心が強く向上心があり個人プレーを好む
台湾人は真面目で勉強熱心、仕事熱心の方が多いです。よって政治に強く関心を寄せたり、何事にも果敢に挑んでいく姿勢を持つ方が多い印象です。
集団よりも個人での活動を重視する傾向があるためか、自身の役割は果たしますが深い協調性をもって集団に貢献することはやや苦手である側面があります。
また、キャリアアップのために転職をすることが多く、在職年数は日本と比べて短い傾向があります。自身の職歴、能力向上に対して真面目に考え、努力することができると言えます。
まとめ
親日国であり、物事に対して真面目で意欲的に取組むことが出来る国民性を持つ台湾人。日本人とも近しい感性を持ち、互いに尊敬しあえる関係を築くことが出来ます。
少しでも台湾に興味を持っていただいて、行ってみたい理解を深めたいと思っていただけたら嬉しいです。週末にでも気軽に訪れることのできる台湾に是非遊びに来てみてください。
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